研究開発部門

事業統括

弊社は、「独創の技術と製品」をテーマに掲げ、新製品の研究・開発に取り組んでいます。
事業統括室は、これまで築いてきた独自のノウハウをもとに、ニーズの多様化に応える 新製品研究・開発戦略の企画立案を行い、国内の研究機関あるいは製薬企業と共同 研究・開発を積極的に推進しています。特に技術提携した共同研究・開発会社と製品開発 プロジェクトを立ち上げ、新製品開発の進捗管理を行っています。
また、国内外の医薬品特許・文献の調査あるいは行政動向の情報を収集して、社会的 価値や品質などあらゆる面から検討を重ね新製品開発を進めています。 社内においては、製剤研究グループはじめ各部門と連携し、社内における”新製品開発の 司令塔”の役を担っています。
さらに、新製品の製造販売承認申請から市販後の安全性 情報収集まで医薬品医療機器法に準じた対応を行なっています。

製剤研究

長年にわたる医薬品製造販売で培ったきた技術やノウハウをもとに、最新の技術を積極的 に取り入れ、蓄積した経皮・粘膜吸収システム製剤技術を生かすべく、より有効で安全性の 高い医薬品の製剤研究に取り組んでいます。 最近、新たな投与経路として皮膚あるいは粘膜から吸収させ、効率よく送達する経皮・粘膜 吸収システム製剤が医療現場で大きく注目されています。弊社では、製剤化技術の高度化を 推進するとともに、多様化したニーズに対応した軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、外用液剤、 点鼻剤などさまざまな製剤技術の開発に取り組んでいます。特に、これまで培ってきた技術を 応用したゲル状の基剤を噴霧する特殊な投与システムを用いる鼻腔内投与型製剤は、 インフルエンザワクチンの経鼻接種への応用、抗アレルギー剤等各種薬物の生物学的 利用率を高めるなど新しい着眼点により、現在世界の製薬企業から注目を集めています。